はじめに

経済不況が続く中、就職に対する就業者、そしてそれを受け入れる企業の考え方が変化してきています。
特に20代の若手人材においてはその傾向が顕著であり、学生は早い時期から自分の将来や就職活動に対して真剣に考えるようになり、ただ安易に大企業に就職できればという概念は薄れてきています。 また、企業側も従来の学歴重視の採用方針を見直し、能力が高く自社に合う学生や就業者を採用しようと様々な工夫をしています。

しかし、今の就職活動の制度では企業と人材のマッチングはなかなか難しいと思われます。
わずかな面接時間だけでは就職希望者が自社に合う人材かを判断するのが難しく、就職希望者としても自分を十分にアピールできていないのが現状です。 特に、学生は会社案内を見ただけではその企業のことがよく理解できず、企業側も自社を十分にアピールできていません。
「就職」「転職」という大切な人生の節目を扱うにしては、今の就職制度はなんとも矛盾が多いのです。

このような矛盾を解消するために、インターンシップ制度は生まれ、現在多くの企業様で導入が進んでいます。

インターンシップとは?

インターンシップとは、学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度。
簡単に言うと、「学生が在学中に就業経験を行う」ことです。

文部科学省、経済産業省、厚生労働省などの各省庁がインターンシップを積極的に推進しており、インターンシップに興味を持つ学生、インターンシップを導入する企業は、共に年々増加しています。

若年層の離職率の高さが深刻な社会問題となる中で、学生と企業とのミスマッチを解消していくための制度として期待されています。
学生にとっては、在学中に就業体験をすることで仕事や企業に対する理解を深めることができ、将来自分のやりたいことが明確になるなどの大きなメリットがあります。
企業にとっても、優秀な人材と出会うことだけでなく企業イメージを高めるなど様々なメリットがあります。
インターンシップ制度は、今後の日本社会において大変注目を集めている制度といえます。

現在、採用活動におけるミスマッチング・離職率の増加が大きな社会問題となっている中、その解決策としてインターンシップ制度が大きな注目を集めています。
中小企業やベンチャー企業にとっては、企業イメージを高めるためにも、優秀な人材を採用するためにも、より高いパフォーマンスを発揮することに貪欲な人材と出会うためにも、若い発想を社内に取り入れるためにも、インターンシップの導入は意義が大きいものと思われます。